家のリフォームを決意！建て替えより安いとはいえ、リフォーム工事には、多くの資金が必要ですよねどのようなリフォーム業者に任せるか慎重に検討する人も多いことでしょう。いくつか資料を取り寄せて比較検討することは楽しさもあるけれど、悩むことも沢山でてくることでしょう。
業者選びの道しるべ第四回では、「リフォーム業者の比較検討で頭を悩ませたこと」に焦点をあてアンケートを採りました。
リフォーム業者の比較検討で特に頭を悩ませたことはどんなことでしたか？
アンケート結果
質問
リフォーム業者の比較検討で特に頭を悩ませたことはどんなことでしたか？
回答数
- 相場や見積もり：39%
- 判断基準がなく決断が難しい：26%
- コミュニケーション：9%
- 信頼性：7%
- しつこい営業：5%
- その他：14%
【全国WEBアンケート調査】
期間：2015年9月
対象：30～60歳 合計100名
費用はダントツの39%
ホームページにリフォーム例は載っていても価格や詳細が記載されていない事が多いので、その都度見積もりしてもらわなければならない。(40代/女性/専業主婦)
懇切丁寧な説明をしてくれた業者の方を、価格の理由で切り捨てなければいけなかった時。(40代/男性/個人事業主)
お風呂場のリフォーム時にリフォーム専門の業者数社から相見積もりを取りました。結局そんなに安くはない金額感でも注文を決めることになりましたが決め手は、その業者が改装中の現場を見せてくれたことやカタログ と同じ実物を見せてもらえたことでした。(50代/女性/その他専門職)
「この業者のフローリングの提案は良いけど、建具など他の箇所の提案はイマイチ」、「こっちの業者は壁と天井の提案は理想的だけど、フローリングが問題外」など、1部屋全てを任せられる業者が見つからなかったことです。複数の業者を組み合わせると余計なコストや工事日収がかかるので、調整が大変でした(30代/男性/自由業・フリーランス)
判断基準が無いことやコミュニケーションに一苦労
こちらの要望やイメージが担当者にうまく伝わらないことです。もっと幅広い提案をしてほしいと思いました。(50代/女性/専業主婦)
実際に施工をお願いする段階で変更が生じると面倒に感じることも多く、営業担当と施工担当がうまく情報共有できていないのが大変でした。(30代/男性/会社員)
情報量が多すぎてどこに焦点を当てて絞っていけばいいのか分からないと言うことがありました(30代/女性/会社員)
細かい相談や注文に真摯に対応してくれるリフォーム業者を探すことです。数多くの案件をこなして技術やデザインの引き出しが多い業者を見極めるのはとても大変ですが一番大事ですね。(40代/男性/会社員)
まかせておいてという感じであまりコミュニケーションをとらない職人気質の人には困りました。((40代/女性/その他専門職)
価格以外に何を基準に比較したらいいのか？まったく分からなかったので大変だと感じました。(30代/女性/専業主婦)
理想のリフォームを行いたいけれども、それがリフォーム業者にうまく伝わらない。また業者の中でも情報の共有や伝達ができていないという不満が見られました。沢山の費用をかけるだけに、施工後に「イメージと違う！」という後悔は無くしたいものですよね。また業者が多いだけにどこを選んで良いのか、見積もりをどうもらうのかといった悩みもありました。選択肢が多いのは良いことばかりではないようです。断る際にも、コミュニケーションした方の中で「良い担当者を断るしかなくて心苦しい」反対に「粘られて不快だった」という回答も見られました。
最初に労力をかけてイメージを固めれば、後の苦労を減らせる
回答を見ると、「情報の伝達」「取捨選択」に悩んだ人が多いことが伺えてきます。自分の中にはリフォーム後の家が浮かんでいても、
それが伝わらない、もしくは自分の中でもどうしたら良いか固まっていなく、何を選ぶべきかわからないのが大きな苦労になっているようです。
その労力を減らすためには、まず最初にしっかりと時間をかけて自分の中でイメージを具体化し、紙に書くなどして整理をすると リフォーム業者や職人へイメージの共有がしやすくなり、
リフォーム業者からの提案もバリエーションが増えるなど、理想のリフォームにより近づくことができるようになるのではないでしょうか。