我が家のリフォーム。
より快適な空間にするため経年劣化の修繕、家族のライフスタイルが変わってきたなどの理由で、検討する方が多いかと思います。
しかし費用もたくさんかかるので、リフォームの内容やどれくらいの範囲を行うのかについてはお悩みも比例して多くなりがち。そんなお悩みのうち、「想定外の費用に困った」などの声もよく耳にしますよね。
教えて!リフォーム費用のコト第六回では「リフォーム追加費用は発生したのか」というテーマをたてアンケートを採ってみました。
リフォーム追加費用は、かかりましたか?リフォーム追加費用がかかってしまった理由などをお聞かせください。
アンケート結果
質問
リフォーム追加費用は、かかりましたか?リフォーム追加費用がかかってしまった理由などをお聞かせください。
回答数
- 追加費用はかかっていない:60%
- 追加費用がかかった:40%
※かかった方のリフォーム箇所 - 風呂:11%
- 外壁:10%
- キッチン:7%
- トイレ:3%
- その他:9%
【全国WEBアンケート調査】
期間:2015年9月
対象:30~60歳 合計100名
予算内でリフォーム費用を収めた方が60%
最初にリフォーム予算を提示して、その範囲内できっちり提案もしてもらいました。(30代/女性/専業主婦)
お風呂場のリフォームをしたのですが、見積もりの段階から追加費用はなしの確約をもらっていたので。(30代/男性/会社員)
追加費用がかからないためにゆっくりと時間をかけて計画を立てました。(40代/女性/専業主婦)
事前に十分な打ち合わせをしたので、想定外の見積もりがなかった。(50代/男性/自営業)
事前の見積もりを細かく正確に行ったので、追加費用はかからずに済みました。(30代/女性/その他専門職)
見積もりが出た時に追加費用がかからないことをしっかり確認しておいたので(30代/男性/個人事業主)
アンケートの結果、60%の人が「追加費用はかかっていない」という回答をしました。
追加費用が発生しなかった理由として、「予め決めた予算内からオーバーしない範囲で施工した」「業者と細部まで打ち合わせをして予算内に収めた」という内容が多く挙げられました。 「リフォーム予算はここまでです」という意思をリフォーム業者にはっきりと示し、綿密な打ち合わせをすることで、予算内での施工が実現できるようですね。
水回りの傷みは予測が難しい!予備のリフォーム費用も必要?
風呂場のリフォームで、土台部分が予想以上に傷んでいたことがわかり、追加費用がかかった。(40代/女性/専業主婦)
風呂場は土台や下地が腐っていたりして直すのにお金がかかる。解体してみないとわからないことなので。(30代/男性/会社員)
風呂場のリフォームをお願いしたら入口部分の床と柱が腐っていたらしく、それについての補強のため、追加費用がかかってしまった。(40代/女性/パート・アルバイト)
当初の見積もりの金額に補強・補修費用が入っていなくて、工事をしていくうちに構造部の傷み、劣化に気付いて、補強・補修したほうがいいということで、追加費用がかかった。(40代/男性/会社員)
外壁の色を1度塗った時にあまりにも印象と違ったので、塗り直しに費用がかかりました。(40代/女性/専業主婦)
外壁工事の際、取り壊した外壁の処分費用が追加でかかってしまった。(40代/男性/自由業・フリーランス)
「追加費用がかかってしまった」方は40%となりました。
理由として多かったのは「打ち合わせの段階では想定していなかったが、工事着手後に腐食などを発見した」ということで追加費用が必要になった場合でした。
共通点として「水回り」に関することで「解体してみないとわからない」ということです。土台などは外見からだけでは想定しにくいということですね。また外壁のリフォームではゴミの処分費用を想定していなかったという理由もありました。
リフォーム業者との意思疎通が大事!水回りの追加費用は十分にあり得ること
追加費用がかからなかった人の回答は、明確なリフォーム計画を持ち、納得できるまで業者との打ち合わせをすることでした。
また綿密な打ち合わせをすることで、リフォームの際に見つかるトラブル等も防げる可能性があります。トラブル発生に備えて、どのようなトラブルの可能性があるか、その場合にはどれくらい追加費用がかかるか等を、予め聞いておくのも良いかもしれません。
特に水回りのリフォームに関しては、追加費用が発生しやすい傾向があることがわかりました。リフォーム業者の事例などを聞いて「もし必要な場合、リフォーム相場はいくら?」という情報を聞いておくのも良いかもしれませんね。
いずれしても、業者との意思疎通をしっかりすることが、納得のいくリフォームの近道と言えるでしょう。