今住んでいる家が古くなり、そのリフォームを考えたとき、新築ほどではありませんがたくさんの費用が必要なときもあります。そのための資金はどのように準備したらよいかとお悩みの方もきっと多いと思われます。そこでリフォーム資金をやりくりした経験のある方、またはこれからする予定の方へアンケートを採ってみました。
リフォーム資金はどこからやりくりしましたか?もしくはこれからするとしたら、どこからやりくりしますか?
アンケート結果
質問
リフォーム資金はどこからやりくりしましたか?もしくはこれからするとしたら、どこからやりくりしますか?
回答数
- 予め貯金をしていた(する):67%
- ローンを組む:22%
- 親族から借りる:5%
- その他:6%
WEBアンケート:100人を対象(2015年9月)
二重ローンを避けるために計画的な貯金でのリフォームが多数。
住宅ローンの他にローンを組むのも後々大変そうなので、貯金しておきたいです。(30代/女性)
もともとリフォームする希望を持っていて、その予算も想定して節約をしていました。(40代/女性)
一番回答が多かったのは、予め貯金するで、過半数を超え67%。
【アンケート結果の声】
- を購入してリフォームするつもりで貯金をしていました。(40代/女性)
- 組むのが嫌いなので、頑張って貯めてからリフォームします。(30代/女性)
「リフォームを想定してお金を貯めている」という人が67%を占めました。また「家を購入するローンがなくならないうちに二重にローンを組むのを避けたい」との意見もありました。
リフォームを計画する場合、資金計画は綿密に立てる人が多いようです。
綿密な資金計画を立ててからのリフォームローンも。
もう少しで住宅ローンの返済が終わるので、終わったらキッチンのリフォームを始める予定です。 (40代/女性)
近々リフォームを予定しているので、定期預金などを担保にしてローンを組むことを考えています。(50代/女性)
二番目はローン22%、三番目は親族から借りるで5%
【アンケート結果の声】
- 中古の戸建を購入後、必要に応じたリフォームを実施する計画で、親族から借りたお金や貯金は、住宅購入費に充てるため、リフォーム資金はローンを組む以外選択肢がないから。(40代/男性)
- やはりローンを組むと利息を取られるので、できれば親族から借りて少しずつ返していけるのが希望です。(40代/女性)
ローンを組むと回答した人は、家のローンの返済が終わったらリフォームローンにする、定期預金を担保にする、安い中古の戸建を現金で購入し、リフォームをローンにするといった声があがりました。どれも予め綿密な計画を立てた上でのローンであり、リフォームを考える人はかなり資金繰りに気を使っていることがうかがえます。
リフォームを考えている人はお金に対する意識が高いと言えそう。
アンケート内容をそれぞれ見ると、支払い方法は様々ながら、ローンを同時に2つ組むようなことは避けたり、金利を払わなくて済むようにするなど、将来的な負担のことも考えていることがわかってきました。いずれも綿密な考えに基づいたものであり、家に対してもお金に対しても非常に高い意識を持っている人が多いことが浮き彫りとなっています。
景気の先行きが不透明なこの時代、お金や家についてアンテナを張り巡らす必要は今以上に求められていくことでしょう。リフォームを考えている人は、そういった時代の最先端を走っていると言えるかもしれません。