リフォームをしたいと思って業者に見積もりしてもらったとしても、見積価格が予算をオーバーしてしまうこともあるかもしれません。では、見積価格が予算内に収まらなかった場合、どのように対処しているのでしょうか? 教えて!リフォーム費用のコト第三回は「実際にリフォームを行った方々が予算内に収めるために行った方法」についてアンケートを採ってみました。
リフォームを予算内に収めた方法は何ですか?
アンケート結果
質問
リフォームを予算内に収めた方法は何ですか?
回答数
- 施工店などを数社見積もった:31
- リフォーム内容をグレードダウンした:23
- 価格交渉した:19
- 友人の紹介で安くなった:11
- 工事期間を延ばした:2
- その他:14
【全国WEBアンケート調査】
期間:2015年9月
対象:30~60歳 合計100名
複数社の見積もりを比較!価格交渉にも繋がる!?
いくつかのリフォーム業者を比較することによって相場がわかるし、値切りもしやすい。(40代/女性/専業主婦)
いくつか見積もりをしましたが、同じ材料を使っていても安くて、対応が早い営業マンの会社は信用できた。(40代/女性/専業主婦)
「施工店などを複数見積もった」という回答が最も多い31%でした。
【アンケート結果の声】
- 見積もりを細かく項目ごとに出してもらって、この工事は他の業者はこの値段だけれど...と話をした。必要のない工事が含まれている場合もあるので、良かったと思う。(40代/女性/専業主婦)
- やはり面倒くさがらずに、数社の見積もりを取っておけば、価格交渉がしやすい。(50代/女性/専業主婦)
複数社の見積もりを比較するというだけではなく、見積もりをしたうえで交渉するという意見も見られました。ただ比較を行うだけではなく、交渉の材料とすることで、リフォームを予算内に抑えることができると考えられます。
加えて各リフォーム業者の接客対応なども同時に比較できるので信頼性も知る機会になるかもしれませんね。
妥協も大切!グレードダウンも要検討!
質を悪くするのではなく、グレードを落としても満足のいくリフォームにした。(30代/女性/専業主婦)
妥協点を探ることしかない。はっきりいって当たり前のことになるかもしれないが。(30代/男性/会社員)
2番目の「リフォーム内容をグレードダウンした」は23%となりました。
【アンケート結果の声】
- あまりこだわりが無い部分、よく見ないとわからない部分はグレードダウンしてもいいと思います。(50代/男性/会社員)
- 何もかも要望通りにしようとするのではなく、予算内で収まるように内容を変えた。(30代/男性/会社員)
グレードダウンをすることで妥協点を探って、予算内に抑えたいと考えているようです。またグレードダウンは質を落とすこととは異なるという意見も見られたことから、質を保ったまま費用を抑えられるということかもしれませんね。
直接価格交渉!アプローチが大切!
すごく熱心に毎日電話を掛けて、リフォーム業者に価格交渉をして安くしてもらいました。(40代/男性/個人事業主)
とにかく交渉。初めから足りるように予算を組むし、予算で収まるように交渉しました。(30代/女性/専業主婦)
「価格交渉」はなかなか多い19%でした。
ただ値引きをお願いするだけではなく、熱意を伝えることによって、値引いてもらえることもあるのかもしれませんね。予算内で収まるように交渉したという意見も見られ、あらかじめリフォーム予算を伝えておくことも大切なのではないでしょうか。
知人の紹介でリフォーム費用を安くできる!?
友人の紹介で安くなりました。業者も紹介ということで割引してくれたそうです。(40代/女性/専業主婦)
友人の紹介で安くなった。リフォームを真剣に考えている人を紹介すると更に安くしてもらえるのでは?(40代/男性/自由業・フリーランス)
「知人の紹介で安くなった」は11%。
リフォームをした経験がある知人に業者を紹介してもらうことで、安くリフォームしてもらえることもあるようです。知人にリフォームをした方がいるのなら、業者を紹介してもらって、他の業者と価格比較をしてみるのもいいかもしれませんね。
合わせ技でリフォーム費用は安くなる可能性も!
複数社の見積もりを利用したという回答が最も多くありましたが、『複数社の見積もりを行ったうえで価格交渉を行った』『価格交渉かグレードダウンを選択する』という回答もありました。つまり、リフォーム費用を安くするためには、一つの方法を試すのではなく、複数の方法を試してみることが大切なのではないでしょうか。