新築で建てた家であっても年月が経つとどうしても傷みが出てきます。また考えていたほど使い勝手が良くなかったということもあるかもしれません。さらに家族構成が変化して必要なものが変わってくることもあれば、高齢になってそのままでは生活しにくくなることもあるでしょう。
そこで必要になってくるリフォームですが、それなりに費用もかかりますし、家族の反対にあってしまうこともあるかもしれません。もし家族に反対されてしまった時、どのようなコミュニケーションで賛成を得てリフォームに至ったのでしょうか?
教えて!リフォーム費用のコト第四回は「家族の賛成を得るには!?」というテーマでアンケートを採りました。
リフォームをする際に、どようなコミュニケーションで説得しましたか?
アンケート結果
質問
リフォームをする際に、どのようなコミュニケーションで説得しましたか?
回答数
- 生活が豊かになるシュミレーション:28%
- 後々コストがかからないと説得:21%
- 妥協点をみつけ説得:17%
- 反対を押し切った:13%
- 失敗例をみせる:10%
- その他:11%
全国WEBアンケート調査】
期間:2015年9月
対象:30~60歳 合計100名
しっかり説得。適正なリフォームで快適生活!
新築にするよりはお金がかからず、より住みやすい環境を手に入れることが出来る旨を伝える。(30代/女性/専業主婦)
リフォームをしなかった場合の代案をいくつか出す。引っ越した場合の費用や、自分でリフォームする場合の費用と日数を数字にして提示する。(40代/女性/専業主婦)
夫の親に、そんな値段を出してまでする必要はないと反対されたが、今のままではどれだけ不便か説明して納得してもらった。(40代/女性/専業主婦)
なぜこれだけの費用がいるのかと費用をケチった場合のリフォーム失敗例をきちんと説明する。それでダメなら夫婦の場合、「子供が大きくなった時を考えると・・・」、親族なら「介護を考えると・・・」が効きます。(50代/女性/専業主婦)
バリアフリーなど将来自分自身が骨粗しょう症などで不自由になる前に、と説得しました。(50代/女性/無職)
これから長く住む家だから、住みやすいように、納得のいくようにリフォームしておく必要があると思います。将来への投資と考えれば費用の高さも仕方が無いのでは。(30代/女性/専業主婦)
老後のバリアフリーのため...。光熱費が下がる...。などメリットがいかに大きいかを説明する。(30代/女性/パート・アルバイト)
家族の賛同を得るためには、リフォームした方が良いというメリットを中心に根拠を示したり、将来への投資、特にバリアフリーなど将来的な使いやすさをアピールすることも相手の考え方を変えるには効果的だと言えるのではないでしょうか。
また自分でリフォームした場合と業者に頼んでリフォームした場合との比較として『リフォームの失敗談』などのデメリットの部分を話してみると説得力が生まれるかもしれません。それには業者が施工する安心感もあると言えます。
家族の姿を将来まで考えてメリットのあるリフォームを!
リフォームしたいと考えた時、自分ではこうした方が絶対良いのにと思っていても、家族が賛成してくれないと実現はしませんよね。今現在使いづらいことがあれば、それを分かってもらうということも大切でしょう。しかしより説得力を持たせるためにはリフォームすることで得られるメリットを分かりやすく示すことが近道なのかもしれません。いずれ自分も年をとる時がくることを考えて、長い目で見た生活のしやすさを想像してもらうようにすると将来への投資として少し高いリフォーム費用であっても納得してくれることもあるでしょう。10年先や20年先など将来の家族の姿を考えながら、みんなでより良い住まいを整えられるといいですよね。