住宅リフォームは多くの人にとって大きなイベントです。 「仕上がりをイメージするのは楽しいけれど、見通しを考え始めるとキリがないなぁ」 とお悩みを持つ方もいるかもしれません。 特にリフォーム費用はデリケートな話題だけに、 誰にでも打ち明けられるものではなく、相談しやすい相手と、相談しにくい相手がいるものですよね。
まずは身近な人に相談するのが一般的かと思います。でも意外な方面にも頼れる人がいるかも?

教えて!リフォーム費用のコト第二回では「誰に相談する?リフォーム費用というテーマで、アンケートを採りました。以外なヒントが見つかるかもしれませんよ。

リフォームの際、費用のことなど一番最初は誰に相談しました(します)か?

リフォームの際、費用のことなど一番最初は誰に相談しました(します)か?アンケート結果

アンケート結果

質問

リフォームの際、費用のことなど一番最初は誰に相談しました(します)か?

回答数

  • 夫婦(パートナー):65
  • 親族:21
  • 専門家・業者:8
  • 相談しない:3
  • 友人・知人:3

【全国WEBアンケート調査】
期間:2015年9月
対象:30~60歳 合計100名

最初に相談したいのは「パートナー」!実に65%が選択

40代/女性/専業主婦の声

子供が巣立って行っても一緒に住み続ける家なので、まずは主人としっかりと相談します。(40代/女性/専業主婦)

家族みんなで住むものなので、自分ひとりの意見だけで決めることは考えられません。(30代/男性/会社員)

30代/男性/会社員の声

100名を対象としたアンケートの結果、最初に相談するのは「夫婦(パートナー)」と回答した人が最多となり、全体の65%を占めました。

【アンケート結果の声】

  • 主人に相談が第一です。リフォーム資金は夫婦で働いて蓄えたお金ですし、自分たちが住むので。(30代/女性/会社員)
  • 収入のメインは旦那さんなのでリフォームしてもやっていけるのか2人で話し合いました。(50代/女性/無職)

身近なパートナーにまず相談をもちかけるという意見が、回答者の性別を問わず挙がりました。 共働きでがんばっている時代も、三人目の家族ができた後も、子供が巣立っても、最初はパートナーに相談するという考えの人が大多数でした。パートナーを頼りにするという傾向は、家族が現在どのステージにあるかに関わらず、共通して見受けられるようですね。

リフォーム費用などを相談したい相手の第2位は「親族」

30代/女性/契約社員の声

お金のことなど相談しやすい関係にあるから親に相談したいです。(30代/女性/契約社員)

資金繰りなどでいろいろ経験している親族が一番頼れる人だと思うので相談しました。(30代/女性/自由業・フリーランス)

30代/女性/自由業・フリーランスの声

「夫婦」ほどの支持は集めなかったものの、最初の相談相手に親族と回答した人も多く、全体の約20%を占めています。

【アンケート結果の声】

  • 資金援助してくれる可能性のある親でした、夫婦で感謝してお願いします。(40代/男性/会社員)
  • 何事も私より知っているので、経験などふまえてアドバイスをもらえます。(30代/女性/パート・アルバイト)

「資金面での援助をお願いしたいから」という理由が目立ちました。リフォームにはたくさんの費用が必要なので、まずは予算の見通しを立てたい人が多いのでしょう。 また人脈を当てにしたり経験値を頼りにすべく、親族に相談をもちかけるケースもあるようです。当事者だけでは力の及ばない部分を、近親者でお互いに助け合い困難を乗り切ろうというわけですね。

スピード感で「専門家・業者」も頼りになる!

40代/女性/パート・アルバイトの声

介護に関するリフォームでしたので、補助金申請等の相談もあり、ケアマネージャーさんや病院のソーシャルワーカーさんに相談しました。(40代/女性/パート・アルバイト)

リフォームのことは、リフォーム専門業者に聞いた方が一番スピーディーで信頼できるから。(30代/女性/パート・アルバイト)

30代/女性/パート・アルバイトの声

「専門家・業者」は8%の方が選んでいます。
最初の40代女性はリフォームの具体的な目的がしっかりと定まっていたようです。そのため関係するプロフェッショナル達に根回ししたり、プランの実現性を確かめる必要が最初に生じたのでしょう。
また専門家にいきなり当たるのには、他の相談相手にはないスピード感があるようです。構想が固まっていたり急ぎのリフォームである場合は、専門業者にまず話をもちかけるのがスムーズに運ぶコツなのかもしれませんね。

判断材料は他にもある!「友人・知人」「相談しない」の声も

40代/男性/会社員の声

たまたま友人に、工務店の従業員をやってる人物がいたからです。(40代/男性/会社員)

リフォーム関係というか住宅関係の友人に相談しました。いなければインターネットにしてたかな。(30代/男性/会社員)

30代/男性/会社員の声

少数派ながら「友人・知人」「相談しない」という回答もありました。
友人や知人がその道のプロである場合、まずその人に話を聞きに行くというパターンがあるようです。ちょうど医療で言うところの「セカンドオピニオン」のような形で、客観的な判断を下しやすくなるメリットが期待できますね。
また情報ソースとしてのインターネットを頼りにする人もおり、物事を見極める方法論の多様化をかいま見ることができます。

費用面で相談しやすいのは誰?第一歩をスムーズに運ぶ秘訣とは?

アンケートの回答比率に偏りが見られた通り、リフォームのように大きな決断を下す際には、まず「夫婦(パートナー)」に相談するのが、やはり一般的なようです。 その一方で家族の他に相談を求める人も多数いました。特に今回のアンケートでは、費用面で相談しやすいのは「親族」、話をスピーディーに進めるには「専門家」という対比が浮き彫りになっています。
資金の相談がしたいのか、知恵や経験談から洞察を得たいのかによって、相談相手を選択するのが、リフォーム費用のお悩みをスムーズに解決する秘訣かもしれませんね。

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